イジンデン コラム 第33廻

マリョクカードは何枚いれる?(単色編)

皆さん、デッキにはマリョクカードをどれくらい入れていますか?
紫のカードコンセプトデザイナーの常時次人です。

前回前々回とデッキを紹介させていただきましたが、「マリョクの枚数が少なめで攻めている!」という間違いのないコメントを頂きましたので、今回は私がどんなことを考えてマリョク枚数を決めているかを紹介しようと思います。単色編ですが、別に紫でなくても同じ内容になります(笑)

【初期手札に一枚あればいい】

私の考えの原点はこちらです。実に極端で、そりゃ少なくなりそうですね。
この考えにはイジンデンの基本的なルールで『どんなカードでも裏向きに出せば1レベル分のマリョクになる』が根幹にあります。

もちろんマリョクをきちんと引ければレベルを一気に2つも3つも挙げられるので越したことはないのですが、マリョクそのものが直接盤面に影響を与えることは通常ないため、「マリョク不足」よりも「マリョク過多(マリョクがあまったり、ここぞというときに無駄なマリョクを引いてしまう状況)」を恐れているのです。

1枚引ければ、とりあえず2ターン目以降に裏向きに伏せていけば、立ち上がり遅めとはいえ、ゲームに参加はできますので「1枚(以上)引ければいい」と思っています。

これはデッキのカードのレベルが低レベル域に集中し、余計なマリョクを引きたくない速攻系のデッキと親和性が高く、オブジディアン入り闘技場デッキなどとは少し縁が遠いといえますが、今回は1枚以上を引いていく話を続けます。

【初期手札で1枚以上引ける確率】

これは2枚以上引きたいケースに比べて非常に簡単に求められます。

要するに初期手札が「マリョク以外だけにならない」確率です。細かい求め方は省略しますが、以下は私が好きなデッキにマリョク8枚体制での確率計算です。

表にするとこんな感じです。
ということですので、先攻なら76.4%大丈夫です。

あれ…これちょっと確率的に弱いですね。
4回に1回はマリョクなし手札です(汗)
はい。マリガンルール(1回だけ初期手札を引きなおせる)が癖になっており、デッキレシピもこれに前提に紹介しておりました。今更ですが、紹介デッキをマリガンなしで使う場合はもう少し増やした方がよいと思います。

ちなみにマリガンありの場合は、「引けないが2連続でおきない確率」なので先攻94.4%、後攻で95.7%になります。これなら及第点ではないでしょうか。
(後攻は6枚見た時点で引き直しを決めるので、6枚のあと7枚引いて両方マリョクがない手札ではない確率です。ここでは後攻は最初のターンのドローも初期手札の一部としてカウントしています。)

マリョクを12枚程度まで伸ばすとマリガンなしでも初期手札に90%以上マリョクがくることになるので、参考にしてみてください。
ちなみにこの手法で計算する場合はオブジディアンのような無色マリョクは入れないように注意してくださいね。


次回は混色編となります。

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